旅と出会いと私・往復書簡「拝啓、摩尼住職様」(1通目)


オトガクのコンテンツで私がイチオシするのは、大分の国東半島。
観光客を呼び込むことにご苦労をされている地域ですが、あまねく情報が行き交う現代において、「まだ見ぬ宝」というものは、実はそこにしかないのではないでしょうか。文化的にもこの地域に六郷満山文化が色濃く残ったのは、外界からの人や文化の大量流入が無かったことの必然の結果であったと思うのです。

目利きの外国人観光客は、国東が宝の山であることを知っており、多くの外国人が日本の原風景を体感するために国東を訪れています。
私は提携先開拓のために国東を旅した折に、黄金色に輝く田んぼの片隅にひっそりと建てられている小さな仏像を見つけました。
それは観光名所でも何でもないのですが、「注目すべきは、国東だ」という確信を私が抱いたのは、仏像の見守りと地域の人々の信仰を垣間見た、その瞬間だったのです。
今後も、HPやブログにて国東の魅力をお伝えしていきます。

これから始まる摩尼尊彦(まにそんげん)住職との往復書簡。
摩尼住職は、徳のある御坊様でありながら、夕方5時以降はおいしいお酒と料理で旅人をもてなし楽しませる国東案内人。「5時から男」ならぬ「5時まで住職」の稀有なキャラクターの持ち主です。私が住職と意気投合したのも、初めてお会いしたのが5時10分だったから。摩尼住職との往復書簡、ご期待ください。

六郷満山文化・・・大分県国東半島に根付く神仏習合文化。日本の原風景が残る地で、「いつか来たことのあるような懐かしさ」をDNAが感じるはずです。

摩尼尊彦(まにそんげん)住職・・・天台宗興満山・興導寺住職。国東市文化財調査委員。ABLアカデミー・オーナー。国東旅ナビ・ゆめ友遊・会長。スマホの機種と着信音が私とおそろいで、携帯が鳴ると二人であわわ、あわわ。